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お知らせ

「令和5年度第1回・第2回医療と介護の連携研修」を掲載しました。

2023.09.19

令和5年度第1回医療と介護の連携研修「在宅療養連携支援について~医師とケアマネジャーの連携を考える~」を7月25日に実施しました。また、第1回の研修会を踏まえて、兵庫県介護支援専門員協会高砂支部との合同研修会として、第2回医療と介護の連携研修「連携支援センターの役割と情報共有について」を9月7日に実施しました。

第1回医療と介護の連携研修

【テーマ】在宅療養連携支援について~医師とケアマネジャーの連携を考える~
【日 時】令和5年7月25日(火) 14:00~15:10
【参加者】18名 (介護支援専門員15名、保健師3名)
【講 師】高砂市在宅医療・介護連携支援センター センター長 増田 章吾先生

増田センター長により、ケアマネジャーの役割、主治医との連携のポイント、主治医への連絡方法、連絡の様式、主治医との連携についてのお話があり、また、それぞれの項目について医師として感じる課題についてもお話がありました。

今回の研修会では、特に、患者の在宅療養を支えるためには、医師が行う在宅医療における役割との関係性から、患者の在宅介護の中心的な役割を担うケアマネジャーとの連携がとりわけ重要であることから、その円滑な推進を図るための「連絡方法」をテーマとして、研修会参加のケアマネジャーからご意見を伺いました。

このような多職種間の連絡については、連携支援センターが「たかさご在宅医療・介護連携マニュアル」に連絡様式を掲載し、活用の啓発を行っていますが、今回は、医師とケアマネジャーとの連絡に特化した新たな様式の作成について意見交換するなかで、連携の課題の解決方策もでてきました。

市民が最期まで在宅で自分らしい暮らしを送るためには、医師とケアマネジャーとのスムーズな連携を図ることが大事であると改めて認識した研修会になりました。

研修後のアンケート結果を見ると、すべての方から、研修内容について「大変良かった」「良かった」と評価がありました。

参加者からの意見としては、「医師から連絡方法や患者さんへの対応についての実際の状況を聞くことができ、よく理解できました」、「ケアマネからの連絡票について、まず挨拶からということが印象的で、とてもいいことだと思います」、「医師も情報を知りたいということが分かり、連携の大切さを改めて感じました。今後は、もう少し積極的に動いていきたいと思います」、「連絡票は便利そうなので、とても助かります」とありました。
また、今後の研修会については、医師と顔合わせができ、お話が伺える機会をつくってほしいという意見がありました。

皆さま、研修会へのご参加ありがとうございました。

第2回医療と介護の連携研修(兵庫県介護支援専門員協会高砂支部 合同研修会)

【テーマ】連携支援センターの役割と情報共有について
【日 時】令和5年9月7日(木)14:00~15:30
【会 場】ユーアイ福祉交流センター交流スペース1・2・3
【参加者】介護支援専門員15名

【研修内容】
1.医師とケアマネジャーの連携について
2.高砂市在宅医療・介護連携支援センターの活動について
3.グループワーク:連携支援センターへの質問
  医師とケアマネジャーとの連携シートについて

第1回目の研修会を踏まえて、増田先生の「医師とケアマネジャーの連携について」を再確認しました。
また、連携支援センターの活動については、連携支援センターパンフレットに沿って説明し、ホームページ掲載の在宅医療・介護連携マニュアルや在宅医療・介護関係機関リスト等をお示ししました。ぜひ、ご活用いただきたいと思います。
在宅療養者を支えていくうえで、医師とケアマネジャーは、円滑な連携が必要です。2回の研修会を実施し、ケアマネジャーのご意見を参考に主治医との連絡(照会)様式を作成しました。貴重なご意見をありがとうございました。

今後も他職種、多職種連携の研修会を企画し、顔の見える関係づくりを支援していきたいと考えていますので、在宅医療・介護の関係機関の皆様のご協力をよろしくお願いします。