2024.12.25
令和6年度第2回医療と介護の連携研修会「入院医療機関の役割・機能と在宅医療・介護連携」を実施しました。近隣3病院の入退院支援に関わる部署の看護師の方のご講演と参加者との意見交換を行ないました。
【テーマ】入院医療機関の役割・機能と在宅医療・介護連携~入退院支援時の情報共有について~
【日 時】令和6年11月28日(木)14:00~15:30
【参加者】37人(保健師・病院看護師・施設看護師・介護支援専門員・社会福祉士・行政職員)
【講 演】
1)加古川中央市民病院 患者支援センター入退院支援室(兼)在宅医療支援室
副室長 長野 文子 看護師
『急性期病院から地域へつなぐ』
2)高砂市民病院 患者支援センター
副センター長 岩村 京子 看護師
『高砂市民病院の在宅支援 高齢者にやさしい面倒みのいい病院』
3)高砂西部病院
入退院支援室 佐々木 美幸 看護師
『高砂西部病院の役割・機能 在宅医療に関わる皆様に寄り添い支えるために』
【質疑・意見交換】入院医療機関と在宅医療・介護チームにおける連携(情報共有)について
【まとめ】高砂市在宅医療・介護連携支援センター長 三木 健史 先生
今回の研修では、各医療機関の役割・機能と入退院支援について、ご講演いただきました。また、同月に高砂市地域包括支援センター主催の介護支援専門員研修会で、「入退院時の医療機関との連携について」をテーマに、グループワークで意見交換がありました。今回の研修会では、その中から質問があり、各講師の方から回答を得ることができました。
また、三木先生から、在宅支援チームの医師の立場として、退院時や退院後の必要な情報について、ご意見をいただくことができました。
アンケートでは、「病院の機能や受け入れ体制、連絡方法などについて、知ることができてよかった。」「連携の大切さを理解でき、在宅での情報を病院に伝えていけるようにしたいと思う。」等のご意見をいただきました。
入退院時の連携推進は、切れ目のない在宅医療と介護、安心・安全な在宅療養につながります。高砂市在宅医療・介護連携支援センターでは、研修会の開催を通して、入院医療機関と在宅支援チームとの顔の見える関係づくりに取り組んでいきたいと思います。
講師の方、参加者の皆さま、ありがとうございました。
今後とも、当センターの講習会・研修会へのご協力、ご参加をよろしくお願いします。